サービス管理責任者のなり方(資格について)
2020.11.16
お知らせ
ここでは障害福祉サービスの運営に欠かせないサービス管理責任者について役割やなり方(実務経験年数)についてご紹介していきたいと思います。
サービス管理責任者とは?
サービス管理責任者とは、障害者総合支援法に基づき、「障害福祉サービス」を提供している事業所ごとに、サービスの質の向上を図る観点から配置を義務付けられた責任者(資格)のことです。サービス管理責任者になるためには、福祉や医療等での一定の実務経験と指定の研修を受ける必要があります。ここではサービス管理責任者の資格についてご案内します。
サービス管理責任者の役割
1、サービス(提供する支援内容)の管理
サービス管理責任者は、利用者のアセスメントや個別支援計画の作成、定期的な評価などの一連のサービス提供やプロセス全般の管理をおこないます。
2、職員に対する指導的役割
サービス管理責任者は、サービスを管理する立場として、チームのマネジメントも重要な役割の1つです。また、従業員のスキルアップを目的とした研修の企画・実施もおこないます。
3、関係機関との連携
サービス管理責任者は、利用者の支援をする為には、医療・福祉・その他業種との包括的な支援体制構築が必要不可欠です。ネットワーク構築を行い利用者支援にいかします。
サービス管理責任者の資格を取るためには?
サービス管理責任者になるためには、保健、医療、福祉、就労、教育分野のいずれかの支援業務の実務経験が必要となります。
サービス管理責任者の実務経験は、経験されていた業務の内容や所持している資格で変わってきます。
●実務経験の年数の例●
実務経験とは、例えば3年以上の実務経験が必要となった場合、
「業務に従事した期間が3年以上で、実際に業務に従事した日数が3年あたり540日以上であること」を指します。
この場合1日の勤務時間は問われません。短時間勤務であっても1日とみなされます。
次は、サービス管理責任者になるための実務経験についてご案内いたします。